発見!MOLTI
東北六県食堂、待望のオープン!
- 2024
- 10-1
実りの秋がやってまいりました。新米、果物、秋のお魚、お野菜、キノコ…。秋は美味しいものにあふれていますよね。食べ物に目がいって、いつもより食欲も増しているように思うのは、きっと私だけではないはず。そんなこの季節に、新しい飲食店がオープンしたと聞いて、さっそく行ってきました!
『東北六県食堂』に、東北地方の美味しいものが集結!!
飲食店が軒を連ねるMOLTIの5F。その一角に『東北六県食堂』が9月20日にオープンしました。
その名の通り、東北地方の青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県の美味しいものを提供することをコンセプトとしたお店です。
お店の入口には新鮮なお野菜ボックスがあったり、東北産のお土産品や民芸品があったりと、すでに期待感をそそる雰囲気。
この日は週末とあって、13時すぎてもウェイティングがあり、私も名前を記入してしばらく待つことに。
その間にメニューをチェックしていました。
ほほぉ。こちらの名物は「宮城サーモンのはらこ飯」ですね。「はらこ飯」って知ってますか?私は聞いたことはありましたが、食べたことがありません。
宮城県亘理町の名物料理で、鮭の煮汁で炊いたご飯の上に、鮭といくらをたっぷりのせた郷土料理。亘理地方は鮭の地引網漁がさかんだったことから、この料理が考え出されだのだとか。ここ、東北六県食堂では、最高級の「みやぎサーモン」を使っているとのことで、期待が膨らみます。
他にも、宮城サーモンを使ったサーモン丼や、福島県産ブランド肉「前田美豚」のしょうが焼き定食、会津坂下の「やますけ農園」の卵を使った卵かけご飯など、東北の美味しいものをぎゅーっと料理に込めたメニューばかりです。
このような定食メニューも魅力十分なのですが、実はランチはバイキングも行っているんです!
店内フロアの中央には、バイキングの料理がずらり。
なぜか秋は食欲がおさまらずお腹ぺっこぺこな私は、迷わずバイキングにしました。
福島の芋煮や美味しいお豆腐で有名なお店の厚揚げを使った創作料理、宮城の笹かま、青森のイカの塩辛や秋田のいぶりがっこのタルタルソースで食べる揚げ物…。
和洋中のさまざまな料理が用意されていて、次々と出来たてがフロアに運ばれてきます。
ドレッシングや卓上の調味料も、すべて東北産というこだわりぶり。東北にこんなものがあったんだ!と発見させられます。
ジャーン。見てください、こちらの私のプレート。
いぶりがっこ入りのポテトサラダは、スモーキーな香りがクセになる味わい。とろとろのわかめ入りサラダは、自家製生野菜ドレッシングを添えて。大畑屋油揚げはベーコン大葉焼き、揚げ物は弘前のイガメンチ。それと肉厚の椎茸のソテー。椎茸ってこんなに香りいいものだっけ?と二度見したほど美味しかったです。
あれもこれも、もう説明が間に合わないほど、どれも手が込んでいる料理で、お店のこだわりと東北への愛を感じました。
さらに私が感動したのは、ごはん!
宮城県大崎市の「ゆきむすび」というお米だそうで、私は初めてこちらのブランド米を知りました。もち米やうるち米のようなもっちもちの食感で、噛みしめて甘味が増すお米だと思いました。美味しかったです。仙台味噌を使ったお味噌汁も最高。ごはんとお味噌汁、止まらなくなりしっかり2杯ずついただきました。
最後はデザートも。この日は、山形の「のら農園」のドライフルーツ入り杏仁豆腐でした。
日替わりでいろいろな料理が登場するランチバイキングは90分。ドリンクバーもあるので、ゆっくり食事が楽しめます。
ドリンクバーには、オリジナルブレンドコーヒーもありコーヒー豆をフラットホワイトコーヒーさんにお食事合う豆をお願いしてブレンド依頼した自社開発のコーヒーとのこと。東ティモールとグァテマラのオリジナルコーヒーもおいしかったです。
そしてこちらは、同行した友人がオーダーした、こちらの名物「宮城サーモンのはらこ飯」!ド、ドーンとこんなにも鮭とイクラがのっていました。
鮭はふわふわっとした食感で、イクラのつぶつぶ感と相まって、なんて贅沢な郷土料理なのでしょう。鮭の煮汁で炊いたごはんにもしっかり鮭のうまみが入っていて、食べても食べても食べ飽きない美味しさでした。
これは絶対、一度食べてほしい!おすすめです。
そんなわけで、今回の「発見モルティ」は、東北六県食堂からでした~。
次回もお楽しみに~!
写真・文/ナナ
郡山市在住。郡山駅周辺の会社に勤務しています。小学生の子どもが2人います。